12話 さつきが風邪? 作者べりやん 真中(にっ西野!?) 真中は、びっくりしたが振り払おうとはしなかった。 つかさが真中の唇から離れた。 つかさ「・・えへへ。あたしファーストキスは、淳平君って決めてたんだ・・」 つかさが珍しく顔を赤くして言った。 真中「西野・・・・」 つかさ「よしっ!んじゃあ帰りますか!」 真中「え、あ・・・ああ・・帰るか・」 そうして2人は、公園を後にした。 真中は、夜遅かったのでつかさの家の前まで送った。 つかさ「淳平君ありがとう。おやすみ」 つかさは、早々と家の中に入っていった。 バタンッ・・ 真中(西野・・・俺、西野が大草と付き合ってるのわかってんのに・・ こんなに胸がドキドキするんだ・・・) 真中が行こうとしたとき・・ ガチャッ、 つかさ「淳平君!また、会おうね!」 真中(西野・・) 真中は、つかさに大きく手を振った。 真中は、つかさの『また、会おうね!』の言葉に感動してた。 真中(俺たちまだ終わってない・・。 ここからが再スタートだ。) 真中は、1歩前に進んだ。 次の日 いつもと変わらない授業中・・ 少し違うのは、今日はさつきが休みなだけだ。 真中(・・?さつきどうしたんだろ? 昨日言い過ぎたと思ってプレゼント買ってきてやったのに・・・) 真中のカバンには、可愛いピンクの袋が入っていた。 真中(あいつが休むなんてよほどのことだな・・今日部活終わったら行ってみようかな?) 放課後 真中は、部活の教室に向かっていた。 ガラガラ・・ 綾「真中君、あれっ?北大路さんは?」 真中「あぁ、さつき今日休みなんだ〜」 綾「えっ!そうなの・・」 真中「あっ!そうだ俺今日さつきん家行くんだけど東城も来ないか?」 綾「えっ!・・あたしも行っていいの?」 真中「・・?なんで?いいに決まってるじゃん」 綾「それじゃあ、おじゃましようかな・・」 真中「おじゃまなんかじゃないよ!」 ガラガラ・・ 天地「綾さん!こんなところにいたんですか!?探しましたよ〜。さぁ一緒に帰りましょう!」 綾「あっごめんなさい。今日は、真中君と・・」 天地「何っ!真中と2人きりだと!綾さんいけません!真中のことです! 急に理性が飛んで襲い掛かってきますよ!」 真中「(ムッ)そんなことしねーよ!」 天地「お前ならしがちない・・」 真中「お前、人を何だと思ってんだ!」 綾「真中君!落ち着いて!天地君あたし今日は 真中君と一緒に北大路さんの家にお見舞いに行くだけだから・・・」 天地「なにっ!あの女が・・・。僕もついて行きます!」 そうして天地もさつきのお見舞いについて来るのでした・・。 真中「えっと・・地図によるとさつきの家はこのへんのはずなんだけどな〜」 綾「あっ!真中君!あの家じゃない?」 真中「おっ!本当だ!」 ピンポーン さつき母「はい、どちら様で?」 綾「あっ、さつきさんの学友のものです。」 さつき母「あらっ!まぁまぁよく来てくださいました」 そうして、3人は家の中に入りさつきの寝ている部屋に向かった。