17話   教室で・・・  作者べりやん

 










真中は、唯と自転車で家に向かってる途中であった。









唯「あのね〜今日も西野さんを待ってる人がい〜〜っぱいいたんだよ!」






真中「へぇ〜・・・・でも、西野・・彼氏いるぞ・・・?」







唯「うそっ!!彼氏いるの!?西野さんのそんな噂聞いたことないよ!!どんな人なの?」






真中「・・・俺と一緒の高校で西野とは、中学の時一緒だったんだ・・・




    名前は大草。サッカー部で、プライドが高くて西野と同じ位もててると思うぜ?」









唯「うわぁ〜・・・。明日西野さんに聞いてみよっと!」





真中「唯、西野と仲いいのか?」




唯「うん!たまに一緒に帰ったりしてたよ」





真中「ふ〜ん・・・。そういえばなんで今日は自転車なんだ?」








唯「昨日日直で、忘れた仕事があったの



    っで、先生が来る前にやっとかないと怒られちゃうから今日は、自転車だったの」







真中「っで俺は、それに付き合わされたわけね・・・。」





唯「いいじゃん。明日西野さんに聞いてきたら淳平にも教えてあげる!」






真中「・・別に教えてもらわなくてもいいよ・・」







真中は、そう言いつつも、ものすごく気になっていた。






















次の日









烈火「真中!ノート見せてくれや」




真中「ん?ノート?ごめん俺まだ書き終わってないや、そうださつき!」




さつき「何〜?」




真中「烈火にノート見せてやってくれ」



さつき「いいよ〜はい」



烈火「どうも〜」




さつき「そういえば、あんた映研入ったんだよね?」




烈火「そうやけど何か?」



さつき「別に〜なんで入ったのかなって思ってね」



烈火「なんやなんや?もしかして俺に惚れたんか?」




さつき「ばっ!そんなわけないでしょ!!ノート返してもらうわよ!」




烈火「冗談やって!勘弁勘弁!」









真中は、さつきと烈火の光景を見て自分達もこんな感じなのかな?っと考えていた。







まぁ真中達とは、逆だが
















授業中










烈火が後ろから背中をつついてきた。






真中「(ボソッ)なんだよ、」




烈火「真中、さつきちゃんのことどう思ってんの?」




真中「はぁ?なんでこんな時に・・・。」




烈火「んじゃあ、後で教えてや!俺お前に聞きたいこといっぱいあるんや」









烈火が不気味な笑みを浮かべた。







真中は、瞬時に嫌な予感がした。

















放課後










真中は、あまり聞かれたくなかったのでダッシュで映研の教室に向かった。















・・・・・・・・・・・・・



















しかし、いっこうに烈火は教室に現れなかった。








外村「烈火こないな〜真中!お前呼んで来いよ!」




真中「なんで俺が!?」




外村「お前が一番暇そうだからに決まってんだろ!ほら!行ってこい!」







真中は、文句を言いながら教室に向かった。










真中(教室なんかにいないよな〜・・・)






真中がそう思いながら戸に手をかけようとしたとき、









中に2人いた。











真中がゆっくり覗くと・・・・・
















              中で・・・・・・


















                         烈火が誰かと





















           唇を交わしていた・・・・・・