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22話 1週間 作者べりやん その頃、家の中では・・・・まだ沈黙が続いていた。 つかさ(・・・・・。どうしよう・・・淳平君・・・) 真中のことを考えたら一瞬、安心の表情になった 大草は、それを見逃さなかった 大草「顔の表情が落ち着いたね」 つかさ「えっ、べっ別に・・・」 つかさは、少し焦ってしまった。 大草「西野さぁ・・・俺のことどう思ってるの?」 つかさ「どうって・・・」 大草「・・・単刀直入に聞く・・・俺のこと・・・・好きか?」 つかさ「・・・悪いけど・・・あたし大草君のこと 恋愛対象として見てない・・ってか見れない・・・・」 大草「そっか・・・」 大草は、小さくため息をついた 大草「じゃあさ、俺1週間後、誕生日なんだ・・・その日まででいいから俺と付き合ってくれない?」 つかさ「そしたら・・・別れてくれるの・・・?」 大草「あぁ・・・・」 大草は、悲しそうな顔をした。 その顔を見たつかさは少し胸が痛んだ つかさ「わかった・・・その日までね・・・」 つかさは、そう言うと早々と家を出た ガチャッ その音に真中が素早く振り向いた。 つかさ「じゅんぺ・・・」 真中「西野!大丈夫だったか!?」 想像以上に心配してくれてる真中を見て少しうれしくなった・・・ つかさ「うん!大丈夫だったよ」 真中「ごめんな・・・俺なんも力になれなくて・・・」 つかさ「そんなことないよ!淳平君がいなかったら・・・きっと大草君にちゃんと言えなかった・・・」 つかさが優しい瞳で真中をそっと見つめた・・・ 真中の顔がつかさに近づく・・・ その時 烈火「お~い!真中!何しとんねん!」 真中は、めちゃくちゃ慌てた。 真中「れっ、烈火!驚かすなよ!」 烈火「別に脅かしてないで?」 烈火がつかさに気がついた。 烈火「ども、烈火です!真中と一緒の映研入ってます~改めてどうぞよろしゅう~!」 つかさ「あっ、えぇ、こちらこそよろしく」 真中「なんでここにいるんだよ・・」 烈火「おもろそうやから追いかけて来たんや」 真中の顔をにこにこして見ている 真中「・・・・・はぁ」 真中は、ため息をついた。 真中「とりあえず・・・もう遅いから西野送って行くよ」 そして、つかさを家まで送り自分の家に向かっていた。 テクテクテク テクテク ・・・テクテクテク テクテク 真中「なんで着いてくんの・・・?」 真中の後ろを烈火が楽しそうについてきている。 烈火「別に~そや!明日映研の集合1時からやから俺11時くらいに行ってもええか?」 真中「えっ!?なんで?」 烈火「前にも言ったやろ~?いっぱい聞きたいことあるってやから、早めに行っていろいろ話そうや?」 真中「別にいいけど・・・」 烈火「それじゃあ、明日の11時!行くしな!じゃあな!」 烈火は、用件を言ったら帰ってしまった。 真中(・・・あいつあれ言うためにずっと着いてきてたのか・・・?) 翌日 ピーンポーン 唯「は~い!」 ガチャッ 烈火「どうも~斎藤です。淳平君おりますか?」 唯「・・・・・・・・おります??」 烈火「あぁ、いますか?」 唯「あっ!います!じゅんぺ~!!!お客さ~ん!!」 真中「わかってるよ!」 真中は、烈火を部屋に入れた。 唯「ねぇねぇ?関西の人?」 烈火「そやで~関西弁難しいか?」 唯「う~ん・・・・少し・・・」 烈火「そやな~こっちでは、珍しいみたいやからな」 真中「唯!あとで、皆が来た時呼んでやるから今は、出てってくれよ」 唯「はぁ~い」 唯は、珍しく聞き分けがよかった。 烈火「よし!本題入ろか」 烈火のさわやかな笑顔が今の真中には、怖く感じた・・・・・