28話   バトル!!?  作者べりやん

 










2丁目のおばさん「ちょっと!押してこないでよ!」




さつき「うるさいわね!文句言うなら自分の図体に言ったら!」




2丁目のおばさん「なんですって!」




さつき「うるさいなぁ〜!よし!お肉ゲット!」




2丁目のおばさん「ちょっとあなたこっちにいらっしゃい!」




さつき「なんで行かなきゃ行けないのよ!べ〜〜!」






さつきは、スルスルと逃げていった。




















5丁目のおばさん「ちょっと!それ私が狙ってたのよ!」




唯「そんなの取ったもん勝ちでしょ!」




5丁目のおばさん「いいから渡しなさいよ!」




唯「ヤダプ〜〜」





唯もスルスルとおばさん達の間を抜けていった。


















        ドンッ!!












綾「キャッ!」




3丁目のおばさん「ウロウロしてるんじゃないわよ!」




綾「すっ・・・すみません・・・」








綾は、おばさん達のパワーに負けていた・・・・











つかさ「ちょっと!今のどう見てもおばさんが押したんじゃない!」





3丁目のおばさん「何よ!いちゃもんつけるわけ?」





つかさ「そういうわけじゃないけど、大人としてマナーくらい守りなさいよ!」





3丁目のおばさん「何よ!最近の子に言われたくないわよ!」




つかさ「何がよ!あなたみたいなが人のこと注意できるわけ!」




3丁目のおばさん「なんですって!」




つかさ「何よ!」




綾「にっ・・西野さん!落ち着いて・・・」





綾が止めに入った。







するとちょうどさつき、唯が現れた。











唯「わぁ〜・・西野さんがケンカしてる・・・」





さつき「珍しいの見ちゃったかも・・・」













唯、さつきが驚いていると2丁目、5丁目のおばさんも現れた。












5丁目のおばさん「その肉返しなさいよ!」




唯「うわぁ!追いかけてきた!」








2丁目のおばさん「あなた!謝りなさいよ!」



さつき「どうしてあたしが謝らないといけないのよ!」






おばさん達「何よ!!最近の子は!」




さつき、唯、つかさ「何よ!!!」











おばさんVSさつき、唯、つかさ両方が睨み合う・・・・









綾は、真ん中であたふたしていた・・・・


















さつき「最近の子がどうだって言うのよ!」





5丁目のおばさん「最近の子は、言葉づかい悪いし・・・」




2丁目のおばさん「大人への配慮っていうもんがないのよ!」







さつき「そんなこと言ったらおばさんだって全部「最近の子供は・・・」のせいにしてるじゃない!」







つかさ「そうよ!あたし達のせいにしてるけどおばさん達だって世間に迷惑かけてるじゃない!」









3丁目のおばさん「なんですて!」







3丁目のおばさんの手が上がった。







つかさは、目をつむって歯を食いしばった。

















つかさ「・・・?」









そっと目を開けると・・・・

























大草が3丁目のおばさんの手を抑えていた。







つかさ「大草くん・・・?」












2丁目のおばさん「まぁ、男前(ポッ)」




5丁目のおばさん「あら、ホント(ポッ)」













さつき「大草君っておばさんモテするんだね・・・(ボソッ)」





唯「この人が大草君かぁ〜・・・」









3丁目のおばさん「(ポ〜・・・)はっ!何するのよ!」




大草「暴力は行けないと思いますけど」





2丁目のおばさん「そうね〜暴力はいけないわよね〜」




5丁目のおばさん「そうよね〜」









3丁目のおばさん「べっ別に暴力を振るおうとしたわけじゃないのよ!




                 ただ・・・その・・・・・そう!肩にポンと手を置くつもりだったのよ」












さつき「絶対嘘だ・・・(ボソッ)」





唯「だね(ボソッ)」














大草「一応俺の彼女ですから、手出したら許しませんよ」








綾(一応?)













5丁目のおばさん「わかってるわよ〜ねぇ?」





2丁目のおばさん「もっもちろんよ」




    
3丁目のおばさん「夕飯の支度しなきゃいけないからもう帰らせていただきます!」













おばさんは、大草の手を振り払い早々とスーパーから出て行った。















大草「ふぅ・・・西野大丈夫だったか?」




つかさは、呆然としていた。










つかさ「あっ・・うん。」





大草「ならよかった・・・それじゃあ、俺友達待ってるから行くから」








大草が行こうとすると












つかさ「あの・・・」








大草「何?」










つかさ「えっと・・ありがとう・・」







大草「いいよ。彼氏として当たり前のことしたんだから」









大草は、そう言うとサッカー部の友達らしい人のところに向かった。















さつき「西野さん彼氏でしょ?ご飯誘えばよかったじゃん」






つかさ「部活の人と用事ありそうだから・・・」





さつき「そっか〜・・・ちょっとあたし話してくるね!」





つかさ「えっ!?ちょっ、ちょっと!北大路さん!?」





さつき「大丈夫、大丈夫!う話だから」








つかさ(違う話?)












綾「西野さんとりあえず材料買いましょ?」






つかさ「あっそうだね」












つかさは、大草とさつきのことが気になったが、







今は、真中の喜ぶ顔が見たかったので







再度、野菜売り場に行った。