36話   それぞれの日曜日(BYつかさ)  作者べりやん

 











つかさは、朝早くからお菓子作りの練習をしていた。







つかさ「昨日のケーキは、大成功だったし今度は、もっとおいしくするぞ!」






つかさは、シュークリームを作っていた。







つかさ「上手にできたら淳平君の家に持っていこうかな〜」








つかさは、シュークリームをオーブンにいれ、休憩をとることにした。







つかさ「ふぅ〜・・・シュークリーム難しいんだよな」






冷蔵庫からお茶をとるとき、カレンダーが目に入った。











(もうすぐ、夏休みか〜・・・・合宿どこ行くんだろ?合宿中ずっと淳平君と一緒なんだな〜・・・)








つかさの顔に自然と笑顔がこぼれた。













後・・・・・6日・・・・・大草君に言わなきゃ・・・・・・







                                      ちゃんと・・・・・言わなきゃ・・・・・・・













途端に、大草の顔が頭に浮かんできた。












告白された時の真剣な顔・・・・・・












       でも、









                                                すぐに真中が頭に浮かぶ・・・・・・
















   そのたびに








                                         真中が好きなんだ・・・・・










                                                          っとつかさは、実感していた・・・・・・・


















     でも・・・・・・・・














                                                一度別れた2人・・・・・・・











                       また、付き合うっていいのかな・・・・・・・














つかさは、それを一番気にしていた。














      あたしから振ったのに・・・・・・













                   ・・・・・・・違う・・・・・










       別れたくなかった・・・・・








                                      淳平君が好きだった・・・・・・!!!









       初めは、おもしろいだけで付き合ってたのに・・・・・








                                                           いつからこんなに好きになったんだろう・・・










     今の私の気持ち・・・・・・・








                                       淳平君が好き・・・・・!!!

 











            ずっと・・・・・・そばにいたい・・・・・














      チン!!!



  








オーブンの音につかさは、素早く反応した。










つかさ「ちゃんとできたかな?」






ガチャッ





いい匂いが部屋に広がる。








つかさ「よし!見た目は、上出来!!後は、冷ますだけだな」








オーブンからシュークリームを取り出し、テーブルの上に移動させつかさは、再度カレンダーを見た。














    今の決心を鈍らせたくない・・・・・・









             明日、泉坂高校行くから
















                       その時に言おう・・・・・・・












  




つかさに固い決心が生まれた。