43話 不吉な電話 作者べりやん その夜 真中達が風呂に入って自分の部屋に帰る時、 外村「ふぁ〜・・・今日は、疲れたなぁ〜・・・」 小宮山「俺は、UPでつかさちゃんいっぱい見れたから幸せ!(ビデオカメラで)」 真中「でも、皆真剣でいい感じだよなぁ〜」 真中が曲がり角を曲がろうとした時 ドンッ!! 真中「いてぇ!!!」 「君!ちゃんと前を向いて歩きなさい!」 真中「(ムッ)そっちこそ!・・・・って・・・ 天地!!!!?」 天地「真中!!なんでここに・・・・もしかして・・・綾さんも!!」 真中「俺達は、映画の撮影でここに来てるんだよ!なんでお前がここにいるんだよ!」 天地「なんでって、ここは僕のおばあ様の家だ」 小宮山「えぇっ!!?」 真中「まさか・・・知り合いって・・・・・」 真中は、そっと振り返り外村を見た。 外村「いや〜〜まさか、天地と来る時が一緒だったなんてなぁ〜」 真中「外村ぁ〜〜俺天地のばあちゃん家だなんて聞いてなかったぞ〜・・」 外村「いいじゃんか別に、天地のおかげで俺たち宿泊代安いんだぜ?」 真中「まぁな〜・・・・・」 さつき「ちょっとそこで止まらないの!通行の邪魔でしょ!」 ちょうどさつき達が風呂から上がってきた。 唯「あれ?その人誰?」 綾「あっ、天地君・・・・」 天地「綾さん!!やっぱり綾さんも一緒だったんですか!!」 そういいながら、天地は綾の手をさりげなく握った。 それを見て、微妙にふてくされてる真中がいた。 そして それを見てどうも思わない さつきがいた。 つかさ「とりあえず、部屋戻ろうよ。今日の撮影したとこ早く見たいなぁ〜」 真中「そうだな。んじゃあ、早く帰ろうぜ」 そう言って天地を追い払い部屋に戻ると 烈火がすでにビデオを見る準備をしていた。 烈火「皆遅いで!!早く見ようや!」 外村「烈火やけに張り切ってるなぁ〜」 烈火「当たり前やん!俺が主役なんやから!」 その時 〜〜〜〜〜〜〜♪♪ 誰かの携帯の音が、 部屋中に無情に鳴り響いた さつき「ん?誰の携帯??」 烈火「あっ!俺や!ちょい撮影待ってな!」 烈火が急いで、携帯を取り出しボタンを押した。 烈火「はい、もしもし?烈火っすけど、どなたさんですかぁ〜?」 その後 烈火の表情が激変した 烈火「はい・・・・はい・・わかりました。んじゃあ、今から行きますわ」 プッ 周りの空気が夏なのに冷たく感じた・・・・・ 烈火の表情を見たら誰も言葉を切り出せなかった。 外からの虫の鳴き声だけが静かに聞こえた 烈火「ごめん、俺ちょっと行ってくるわ」 烈火は、笑顔で皆に言った。 そして、烈火は出て行き その夜 烈火は帰ってこなかった