62話 写真撮影 作者べりやん 旅館に帰ってご飯を食べ、皆が風呂に入る前に部屋に集合した。 外村「今から映画のために写真撮るから皆外出るぞ〜」 さつき「まさかとは思うけど写真って去年みたいなのじゃないよね?」 つかさ「え・・・・去年のバニーガールみたいなの!?」 烈火「ちゃうちゃう、今年は浴衣やで。って去年そんな格好させられたんか!?」 くるっと外村の方を見る烈火。 外村「アハハハ〜・・・・なんのことだかさっぱり・・・・」 烈火(・・・・・こいつにまかせたら映研終るんちゃうか・・・・?) 唯「やった〜!唯浴衣着たかったんだ〜」 さつき「浴衣か〜・・・・そういえば最近着てなかったな〜」 唯「ほら!皆早く着替えに行こうよ!」 唯達は浴衣を持って自分達の部屋に移動した。 外村「それじゃあ、俺らは先にセッティングしに行くか」 真中「あ〜・・・・俺ここで休んでていいかな?」 烈火「どしたんや?」 真中「いや、ちょっと疲れたからさ〜先風呂入って休んでたいんだけど」 烈火「そやな。あんま無理して体壊してもろたら困るし休んどき」 外村「まぁ、別に映画の撮影ってことじゃねーから真中がいなくても平気だろ」 小宮山「真中残念だな〜」 ニタニタした顔で言う小宮山 真中「?何が残念なんだよ」 小宮山「だって生でつかさちゃん達の浴衣姿が見れないんだぞ!?」 真中「・・・・・お前はそれしか頭にないのか!!」 小宮山「男ってのはそんなもんだ」 腕を組み、堂々と言う小宮山。 真中「・・・・・・・・・・」 真中(変に説得力があるやつ・・・・・) 外村「んじゃあ、俺ら行ってくるな」 烈火「ゆっくり風呂入って体癒しや〜」 真中「あぁ、サンキュ」 3人は出て行った。 真中(さて、風呂の準備でもするかな) 外村「よ〜っし!皆そろったか〜?」 唯「ばっちり!!」 つかさ「あれ?」 小宮山「つかさちゃんどうしたの?」 つかさ「いや・・・淳平君いないな〜って」 小宮山「真中なら、疲れたから風呂入って寝るってさ〜 それよりつかさちゃん!あの〜・・・俺と一緒に写真撮らない!?」 つかさ(なぁ〜んだ、淳平君来ないのか〜。) つかさは少しホッペをふくらませていた。 小宮山「・・・・・つかさちゃん俺の話聞いてる・・・・?」 つかさ「あ、ごめんごめん!っで何?」 小宮山「えと・・・俺と写し・・・・」 烈火「つかさちゃん!写真撮るさかいはよ位置つきや」 つかさ「うん、わかった。っごめん!小宮山君後でね」 小宮山「あ、つかさちゃ・・・」 小宮山が差し出した手も虚しくつかさは走っていってしまった。 小宮山「いや・・・まだ後でだ!!ウシシシ・・・・」 スタンバイしようとしてた唯が、小宮山のことを白い目で見ていた。